帰国して10日がすぎました。時間経過はあっという間ですね。そのさなか、時差ボケがなかなか治りません。行きも軌道に乗るまで一週間かかりました。帰国したら、睡眠サイクルは割と早期に改善されたのですが、身体そのものがまだ時差ボケです。トイレのサイクルやその他なんとなく。若いころは一晩寝ればすっきりしたものでしたが、この年齢になると順応性が乏しく困ったものです。
帰国後、時間経過とともにひしひしと日本の良さ、ありがたさを感じています。勿論多くの問題も抱えた国ですが、それでも完璧な国などないことを考えれば、地球上でこれ以上はないのでは?と思えてなりません。
帰国してからというもの、よく一人で行けるねぇ!と言われ続けています。ですが不思議でなりません。アフリカのように感染症の心配があるわけではないし、南米のように銃社会というわけでもありません。単に人種の違う人たちが住んでいるだけ。その人達の国の文化や自然に触れてみたいと思うのは当然と思うのですが、そんなに無謀なことなのでしょうか。
次は南米ペルーに行ってみたいのですが難しいですね。マチュピチュなど、飛行機で巡るツアーには興味がなく、アンデス山脈をゆっくり眺めながら国を縦断できるような旅。となるとローカル路線バス。これは治安の悪い南米ではハードルが高いので、オバサン一人旅というわけにはいかないでしょう。
こういう旅に一人で行ったら確かにビックリですが、ヨーロッパ位では…と思うのですが。
さて、マイルの申請をしたら結構たまりました。往復で約12000マイル。すごいですね!さすが長距離&片道だけビジネス。
そして帰りの便でたまたま席が隣になった台湾人姉妹と友達になりました。私が窓際に座っていたら、トイレの際は遠慮なく声掛けしてくださいと、スマホの翻訳機能で話しかけてくださったのです。台湾人は親切な人が多い印象でしたが、ウィーンから北京まで約9時間、お陰で長距離フライトのキツさがかなり緩和された気がします。別れ際、LINE交換をしたので今も時々LINEを頂き交信しています。
さて一つ疑問が・・・その翻訳機能で話しかけられた際、英語モードでした。しかしうまく翻訳されずに意味不明の英文だったため、私は日本人ですと英語で返したら、え~~~ジャパニーズ!といい、日本文の翻訳文にしてくれ以降はうまく交流できました。ただ北京行きの中華系航空会社に乗って東洋人に話しかけるのなら、お互い通じる中国語で話しかけるような気がしますが、私に対しては英語翻訳でした。いったい私は何人に見られたのでしょうか(笑)
今回の旅では、手に余るほどの思い出と経験、そして最後に外国人の友達、加えて12000マイル、本当にいろんなものがたまった旅となりました。