昨日買い物へ行ったら美味しそうな
ウドが並んでいたのでつい購入。
道内では春が最も早い
函館産がもう出始めたみたいです。
で、家に帰ると注文してあった
文旦が届いていました。
無農薬なので見た目はよくありません。
さぁ、そこで春らしく、
この二つを使って簡単レシピ。
〇2~3人分
①ウドは洗って皮をむき一口大にカット。
(通常サイズ1本)
②文旦は皮をむく。
(夏ミカンサイズ程度なら半分位)
③枸杞も水に戻す。
(乾燥時で大さじ1程度)
④酢味噌を作って混ぜて、
ウドと文旦の酢味噌和えの出来上がり。
施膳方針は補肝滋陰益胃
使った味噌は自家製なので、時間経過で熟成して色が濃くなってしまっています。ですので見栄え的にこのお料理にはあまり向かなかったかもしれません。白味噌の方がいいでしょうね。で、できれば青物をアクセントに入れた方が映えますね。菜の花とか。
春と言えば肝、生物はみな一斉に活動的になります。人間の身体も正直なので、季節にあわせて肝の気が旺盛になります。それが程度を超えて行き過ぎると、よくある春先に出没する変なおじさんになりかねません。そんな春先には今日のレシピはもってこい。
北海道の人は雪解けとともにクルマが猛スピードになります、高速道路並み。
仕方ありません、一冬のアイスバーンで自制した運転だったので。更に雪解けが進むと、それまで雪の下でずっと冬眠状態だった花々が一斉に芽を出し開花。東京では順番に咲く春の花々も、北海道は一気に咲くのでこちらに移住して初めての春はビックリしました。
ですからその土地土地で春の様子も様々ですね。北海道はきっと別の地域よりも肝の気がぐあ~んと上昇しやすいと思います。そんな道民には肝系のお酢と、肝の滋陰効果がある枸杞も効果的です~。
冬が深いのは決して悪いことではありません。その時は大変なこともあります。しかしこうして春を迎えると一斉に開花する働きが、本州の冬の後と比較すると上昇の勢いが強いともとれます。人間の人生も同じですね、何かを取り戻すかのように。